新型コロナ (COVID-19) :感染爆発の責任、為政者・医療エリートの怠慢と棄民

以下、3月24日に、市民運動のメーリスに投稿したものを修正したもの

 

多くの良心的な人々が、1・2月から危機感をもって言い続けてきた事態、既に世界中で始まった感染爆発(オーバーシュート)が、ここ日本でも、せまっているようです。
なんとか回避できればいい。しなくちゃいけない。
 
しかし、鳥インフルなどのパンデミック危機が、ここ数十年警告され続けてきたにもかかわらず、医療改革と称した利権争いや収奪強化に勤しんできた為政者とその取り巻き、医療関係のエリートたち。
ついに始まった武漢の事態にもかかわらず、カジノ好きの面目躍如というか、人々の命を平気で見捨て、さらには、クルーズ船対策などでは、殺人行為を行い(感染シャーレと言われたクルーズ船に乗客・乗員を閉じ込め、何人もの人を死においやった)、「不要不急」のオリンピックの強行にこだわり、なんの対策もしないまま、ここに至ったことを、改めて、指摘しておこう。
 
腐りきった彼ら自身の権力・権威・利権さえ、根底から脅かしかねない、この怠慢と愚行を、しっかり覚えておこう。
 
いかに異様かということのひとつが、日曜のNHKスペシャル「“パンデミック”との闘い〜感染拡大は封じ込められるか〜 」に登場した押谷仁東北大教授の言説だ。

厚生労働省のクラスター調査のチームに属する押谷は、あきらかに疲労とストレスからくる精神不安定状態で出演。気の毒とは思うが、それは、今の厚生省、政府、日本エリートの状態を象徴するもののように思えた。「なぜ、ここまで、異様なほど愚かなのか?」なんとなく理解できたような気がした。
しかし、それは、権力や権威の座に胡坐をかいてきた彼ら自身が、その権力にしがみつづけたことで陥ったことである。その代償を、我々庶民は、命や暮らしで支払わされようとしている。

押谷は、日本、特に東京の感染爆発の危機を訴えながら、しかし、PCR検査を抑制してきた「日本の方針」が正しかったから、抑えられてきたのだと主張する(?)、「危機」と「抑えた」の間で、ジグザクする発言を繰り返す。既に、まともな思考力をなくしている。
(押谷に言わせれば)日本のとった「極めた優れた」感染抑制策、つまり、「検査陽性者からクラスターを特定、徹底的に追いかけ、隔離、治療する」という対策が功を奏さない、「感染源」の特定できない感染者が増えだしている。「大変だ」という。
優秀な対策が功を奏さない?

むろん、クラスターから感染者経路をおい、潰すということは、やらねばならぬ。
しかし、だからといって、軽症者や、高熱までだしても、検査をしないで「自宅で待機してね」(後は自己責任で放置ということ)、というのは、医学・科学者としてまりにも異様である。
その理由を、いつものごとく、「検査すれば、病院に多くの人が押しかけ、病院での感染が広がるから」と強弁する。
説明するのも冗長だが、多くの良心的専門家、そうでなくとも、自分でも、検査期間を区別するとか、韓国などでやっているように、ドライブスルーにするとか、やり方はいくらでもある。「検査をたくさんすれば、感染が広がる」なんてことは、屁理屈でしかない。
それも、新型コロナが発生が、騒がれだしてから、既に3か月近くになる。そんな、対策は、とうの昔にできていなければならない。
(政府に批判的な医療エリートも同じだが、「検査すると病院が大変なことになる」という。こいつらは、何かを隠していると思う。少なくも、この屁理屈を理由に、3か月もの間、危機対応の医療体制構築をほとんどやってない。)

しかも、押谷が、「これで終わりか」と言わんばかりの危機、恐怖する感染爆発の兆候がその、検査をほとんどしない対策の中、起きようとしている。
感染経路を特定できな感染を抑えるためには、クラスターを追うだけでhなく、膨大な検査を広汎に実施して、感染者をひとりでもふたりでも潰すしかないのは、子供でもわかる。
それでも、検査をごく一部しかしないでクラスターだけを追うオラガ日本のやり方が、「世界でも評価されている」と、強弁する。でも、その方法が通用しなくなっていると、危機だと、言い続ける。危機とその危機を生み出す方策の賛美・強弁を繰り返す。
狂っているとしか言えない。

だが、覚えておこう、そんなデタラメな論理で検査をサボり、感染爆発に備えた対策をサボり、ひたすら、災害や経済格差などをごまかすための国威発揚オリンピック強行や保護者の安倍ファシスト政権をささえてきたのが、お前ら医療エリートなのだと。

既に、対策をするなら、膨大な費用と犠牲を強いる事態となっているが、今からでも遅くない。感染爆発がおこり、最悪の事態に十分耐えうる体制を整え、終息後、お前らが渇望するV字回復や復旧・復興を支える日本民衆全てにたいする救済さくを整え、とにかく、検査を可能な限りやれ!

この災害は、人類の交通や人口密集が引き起こした人為な要素が強いばかりでなく、日本を含む、お前たち為政者・エリートたちが、己の利権を追いかけるあまり、当たり前の危機管理をしなかったことで起こっているということを、改めて指摘しておく。

このまま、利権を追いかけ、手をこまねいているなら、おのずとしれた天罰が下されるだろうし、その前に、自分達、底辺民衆が許さないだろうということも、付け加えておく。